2009-11-28

PCケース改造 CM690を裏配線する方法

PCケース内の温度や冷却性をを考える上で風の流れの面でキレイな配線に超したことはない。このPCケース(CM 690 PURE)は太いケーブルを裏から通すようにできていないのでその面で不利になるが、ちょっと一部切り落としてやることで裏配線できるようになるので、今回その(強引な)やり方を!


裏カバーが閉まらない原因の
一番太い24ピンATX電源ケーブルがこれ。


タテに貫くこの出っ張りの下の方を少し切ってやればよさそう。
まずマジックペンで斜めに切るガイド線を書いて、


周りのケーブルにキズがつかないように、ガムテープで保護。
金工用のノコギリで切ってしまえ、ホトトギス!


途中まで切ったところ。


切り落とし成功!


切り落とした破片


切ったところのバリを金ヤスリで丸める。


見事ケーブルが通るようになりました。


こんな感じ。


そして裏のサイドパネルがちゃんとしまって、完了!
モッコリなし。


2009-11-27

・・アクセラレーターソフトを買う

Elemental Accelerator v2.0 for Win
23,940円

このソフトを買う前、Quadro FX5800を付けてみて軽く検証してみたがGTX260とエンコード時間はまったく変わらなかった!(ちょいショック)
なのでグラボQuadro FX5800とこのソフトのセットで最強ウルトラスーパーサイヤ人になれるという、アクセラレーターソフトを購入した。 このソフトでどう変わるか期待したい。


Elemental Accelerator v2.0 for WinはAdobe Premiere Pro CS4専用のエンコードプラグインで、従来Quadro CXに付属していたAdobe Premiere Pro CS4専用GPUエンコードプラグイン「RapiHD」の新バージョン。新たにデコーディング、プロセッシングをGPUで処理することが可能になり、更なる高速化を実現する。またElemental Accelerator v2.0 for Winから、Quadro CXに加え、Quadro FX 1800 / 3800 / 4800 / 5800の4機種が対応した。

製品仕様
対応OS Windows XP
Windows Vista (32bit / 64bit)
対応GPU NVIDIA Quadro CX
NVIDIA Quadro FX 5800 / 4800 / 3800 /1800
対応ドライババージョン NVIDIA ドライバ ver185以降
対応ソフトウェア Adobe Premiere Pro CS4バージョン4.0.1.52以降
Adobe Media Encoder CS4バージョン4.0.1.78以降
入力ファイル AVCHD / MOV / MPG / MPEG / MTS / M2TS / TS
サポートデコード MPEG2
H.264/AVC
オーディオ
エンコーディング AAC
A/52 (AC3)
PCM
映像変換 ライナースケール(アップ&ダウン)
アスペクト比率変換
フレームレート変換
エフェクト及びトランジション モーション / ポジション / スケール / クロッピング / 不透過
カラー修正 / 色合いのバランスと角度 / バランス強度
ゲイン、およびアングル / 彩度 / コントラスト / メイド
Dip to Black / Dip to White
■製品内容
インストールCD
クイックインストールガイド
■品番
製品名 Elemental Accelerator v2.0 for Win
型番 EELA-200WR
JANコード 4524076200516
■価格
オープンプライス

2009-11-24

PCケースへの組み込み

さていよいよPCケースへの組込みになります。ホームレスPCのお家がようやく見つかりました。使用するPCケースはCM 690 PURE です。静音性は期待できませんが、冷却性、拡張性には定評のあるケースです。

PCケースに組み込むパーツ
CPU i7 920 D0
CPUクーラー CWCH50-1
MB P6T Deluxe V2
メモリ F3-16000CL9T-6GBTD
光学ドライブ DVR-S16J-BK
SSD X25-M 80GB ×2 RAID0
HDD WD1001FALS
グラボ LEADTEK GTX 260 V3
電源 ENERMAX ERV850EWT

必要な工具など
プラスドライバー
モンキーレンチ
CPUグリス

最小構成PCの分解から

メモリとCPUだけ残してケーブル類を全部外す
SATAケーブルなどは何処に何が挿さっていたか分かるように
メモしたシールを目印に貼っておく

PCケースの準備

新品のPCケースを箱から出して作業しやすい場所に設置する。


両側のサイドカバーを外す


フロントパネル、天板を取り外す。
フレームだけになる。
フロントパネルは外すのにコツがいることで有名なこのケース
パネル下に手を入れて力一杯引っ張り上げるような感じで!


バックパネルを取り付ける。(マザーボード付属)
PCケースの中からはめ込む。
マザーボードを取り付ける向きを考えて付けること。


マザーボード説明書とマザーボードのねじ穴を見比べて
ケースと取り付ける位置を確認する。


マザーボード用スペーサーを9個取り付ける。
インチ規格なので、モンキーレンチなどを使用。
測ると4.7mmのナットサイズだった。


ネジも9本用意(インチネジ#6-32:左側)
インチネジとミリネジが混在してるので注意。
ミリネジは5インチ、3.5インチベイアダプタで使う。


マザーボードをネジで固定する。
バックパネルにきちんと合わせて慎重に。


一番上の5.25インチベイに光学ドライブを入れる。
このケースはストッパーを跳ね上げておいて、入れてから固定する。
いちおうネジ止めもしておく(ミリネジM3×4本)
あとでフロントパネルが付くので出っ張ったような状態になる。
(かなりきつくて光学ドライブの横が削れちゃった)


一番下のフロントを塞いでいる金属板を外し、
3.5インチ変換アダプタを取り出す。
取り外したアダプタにカードリーダーを取り付ける。
ネジ4本(ミリネジM3)


SSDを5インチマウンタに取り付ける。
(SSD付属のマウンタ・ネジ4本使用)


SSDとハードディスクをマウンタにセット(突起に引っかける)


ケースのドライブゲージにマウンタを差し込む。


電源を入れてみる。
この電源とPCケースだと、ケース下部のファン通気口に干渉
ちょっと斜めだけど大丈夫そう。ここではまだネジ止めしない。
それより、裏配線するための穴が2/3塞がってしまう。


ちょっと無理矢理だけど、一番太い24ピンATX電源ケーブルを通す。
これができないと、オモテの配線が汚くなりそう。


24ピンATX電源ケーブルを裏から回してマザーボードに接続
あとでこのケーブルが原因で裏カバーが閉まらなくなる。
(その対処法はこちら


今度は4ピンEATX12V電源ケーブルをマザーボード横から裏に回し、
裏から上にある穴に通しマザーボードに接続


光学ドライブとマザーボードを接続する。
Sirial ATA電源ケーブルと、
Serial ATAインターフェイスケーブルを接続。


裏側からSSD、ハードディスクも同じように接続していく。
ここでなるべくケーブルが絡まないように、美しい配線を意識。


ここまで表から見るとこんな感じ


グラフィックボード(ビデオカード)を取り付ける。
青いスロットに2段分スペースを使用するグラボなので、
背面のフタを2個外しておく。


取り付けたら6ピンPCIExpress電源を2つ差す。

ケースフロントパネルケーブルの取り付け

マザーボードに付属のASUS Qコネクタを用意。
PCケースの電源・リセットボタンなどからでるケーブルを
このコネクタに接続する。
取り付け方法は写真を参考にして。


接続したら、マザーボード右下にあるコネクタに接続。
ピンの位置を確認しながら、向きを間違えないように。
無理な力をかけると曲がりそうです。


CPUクーラーのラジエターを接続
(空冷クーラーの場合はいらない)


CPUにグリスを塗ってクーラーを接続する。
米粒3つ分くらいが調子いい。


クーラーヘッドを取り付ける
ラジエターファンはマザーボードのCPU_FANへ
クーラーヘッドから出るケーブルはCHA_FANへ接続(前回と変更)


天板からくるIOパネル(USBやイヤホン端子)のケーブルを接続
左からHDコネクタ、IEEE1394、USB
一番右は5インチベイに装着したカードリーダーのUSB、接続

 
電源ユニットから出ているファン回転数コネクタ(FM電源コネクタ)を
マザーボードのPWR_FANに接続する。
これで電源ユニット13.5cmファンの回転数が分かるようになる。


電源ユニットをケースにネジ止めする。(電源付属のネジ)


モニターケーブルと電源ユニットのケーブルを接続


スイッチオンで起動確認!
大成功!


配線の具合
ですな。。(自己満足)

起動を確認したら、
最初に外したサイド・フロントパネル、天板を取り付けよう!
このケースの場合、
裏のサイドパネルがケーブルが邪魔して閉まりません。
その加工についてはこちら

2009-11-22

・・NVIDIA Quadro FX5800 購入

NVIDIA Quadro FX5800   ¥458,000


NVIDIA社製ワークステーションGPU NVIDIA Quadro FX 5800
製品特徴
ウルトラハイエンドグラフィックスソリューションNVIDIA Quadro FX 5800はCAD、デジタルコンテンツ制作、及びビジュアライゼーションアプリケーションを強力にサポートします。 第二世代のNVIDIAユニファイドアーキテクチャにより、コンピューティング、ジオメトリ、シェーダープロセッシング処理において、優れたパフォーマンスを発揮します。NVIDIA CUDAプログラミング環境及び倍精度演算サポートし、石油やガス調査、金融危機管理、プロダクトデザイン、医療用画像、科学的調査のような、極めて複雑な集約的計算の解決を可能にします。 次世代のOpenGL 3リファレンスモデルに準拠し、最新のOpenGL 3機能が利用可能、さらにDirectX 10シェーダーモデル4.0をサポートすることにより、優れたリアリスティックエフェクト、そしてハイレベルのパフォーマンスを提供します。NVIDIA Quadro FX 5800グラフィックスボードは、革新的なビジュアルコンピューティングソリューションを提供します。
  • 大容量広帯域4GB GDDR3 SDRAM 512bitバス接続 グラフィックスメモリ
  • PCI Express x16(2.0)対応
  • DirectX10シェーダーモデル4.0及びOpenGL 3リファレンス準拠
  • NVIDIA CUDAプログラミング環境及び倍精度演算サポート
  • 2系統のデュアルリンクDVIデジタル出力
  • DVI1系統 最大解像度2560x1600(HDCP対応)
  • 1系統のDisplayPort 出力(10bitカラー出力サポート)
  • 3ピンステレオシャッターコネクタ(3Dシャッターグラスサポート)
  • プロフェッショナルグラフィックスアプリケーションに最適化されたOpenGLドライバ
  • EU RoHS指令準拠
第2世代へと進化したNVIDIAユニファイドアーキテクチャ
第2世代へと進化した 新たなNVIDIAユニファイドアーキテクチャを240ユニット搭載する事により、コンピューティング、ジオメトリ、シェーダー、及びピクセルプロセッシングにおいて、最も優れたグラフィックスパフォーマンスを発揮します。
NVIDIA CUDAプログラミング環境及び倍精度演算サポート
NVIDIA CUDA テクノロジは、NVIDIA GPUのプロセッシングパワーをオープンスタンダードなC言語を利用することにより、ビジュアライゼーションアプリケーションにおいて、プログラマブルGPUの性能を利用することが可能です。CUDAプログラミングにおいてGPUを活用することで、石油やガス調査、金融危機管理、プロダクトデザイン、医療用画像、科学的調査のような、極めて複雑な集約的計算の解決を可能にします。
IEEE754業界標準の浮動小数点演算をサポート
IEEE754業界標準の単精度演算方式および倍精度演算方式をサポートし、演算結果をより確実なものにします。
次世代のOpenGL 3リファレンス準拠
次世代のOpenGL 3リファレンスモデルに準拠し、最新のOpenGL 3機能が利用可能、さらにDirectX 10シェーダーモデル4.0をサポートすることにより、Windows Vistaにおいて優れたリアリスティックエフェクト、そしてハイレベルのパフォーマンスを提供します。
高解像度フルシーンアンチエイリアシング(FSAA)
1920x1200までの高解像度において、最大32倍のフルシーンアンチエイリアシングを可能にし、パフォーマンスを犠牲にせず、色の精密さ、ライン及びエッジのビジュアルクオリティを向上させ、ジャギーを減少させます。
高速大容量広帯域GDDR3 4GB フレームバッファ
高速大容量4GBのフレームバッファを搭載し、512bitバスの広帯域なデータ転送幅により膨大なビジュアライゼーションモデル、大容量のテクスチャ、フレームなどのリアルタイムプロセッシングパフォーマンスを向上させます。
PCI Express 2.0対応
最新規格のPCI Express 2.0バス対応に対応し、最大5GT/sの超高速接続が可能です。もちろん既存のPCI-Expressバスとの互換性も維持しており、既存の環境でも問題なく搭載すること可能です。
2系統のDVIデジタル出力をサポート
デュアルリンクに対応した2系統のDVIデジタル出力により、最大で2560x1600の2画面出力が可能。今までにないビジュアライゼーションを提供します。
1系統のDisplayPort出力サポートし10bitカラー出力に対応
最新規格DisplayPort出力にも対応し、DisplayPort接続による10bitカラー出力もサポート。専用モニタと組み合わせる事により従来の1677万色から大幅に向上した10.7億色による色表示が可能となります。
NVIDIA SLIサポート
2枚のグラフィックスボードを搭載し、SLIコネクタで接続することで、次世代のパフォーマンスを実現することができます。
※SLI接続の場合、4スロット分を占有します。
※この製品はSLI接続の場合、2つの搭載するボードの間隔が狭くなるため、ケースファンの対流が少ない場合は別途ファンなどを追加し、ケース内の冷却を高める事をお勧めします。
(別途SLI接続コネクタが必要です)



これにエンコードプラグイン Elemental Accelerator v2.0 for Win(別売) を追加すると、新たにデコーディング、プロセッシングをGPUで処理することが可能になり、更なる高速化、劇的なパフォーマンスを実現する、らしい。

Elemental Accelerator v2.0 for Win